解せぬ!9

最近、色々な方々と話をする機会に恵まれたが、ある重大な疑惑と誤解に気がついた。

それは我々釣具業界がいまだに組織的密放流をしていると、研究者、マスコミ、行政の方々に思われているらしい。

ネット上や噂ではまことしやかに語られてはいるものの、実際は皆さんそんな事は単なるデマと考えていると思ってたが、どうやらまことしやかどころか事実として語られているらしい。

先の立教大学の討論会で、高宮氏が組織的密放流への日釣振の関与を否定した発言の時、私の後ろの学者らしき人から「ばれないと思っているのか?」とのつぶやきが聞こえてきた、その時は何を言ってるんだぐらいにしか思っていなかったが、どうやらそんな簡単なことではないようだ。

マスコミ関係とのやり取りのなかでも琵琶湖でのバス漁獲量と河口湖などの放流量の差を気にしている方がいた。

ここで解せぬのは私が組織的密放流についての情報をまったく持っていないと言う事だ。

この業界、実はかなり狭い業界である、個人的放流、会社内部情報などなどかなりの事は知っている。

その私が業界の組織的密放流についてまったく知らないとは(正直ホントです)考えられない。

又それにかかる費用、リスクを考えると、「そんなバカな」なのである。

琵琶湖の漁協から何トンものバスを買っていたのなら、何か具体的な証拠が出るはず、

トン単位の放流を行うためには、数百万円単位の資金が必要でその償却には数億円の売上げがいることとなる。

確実に利益が上がるならまだしもその保証は何も無い。

従って業界的にはするわけが無いのである。

しかし研究者、マスコミ、行政がそれを信じていたとすると我々釣具業界はまったく信用されていないことになる。

していない証明ほど難しいものは無い。

ある研究者に木崎湖で漁協の方が入漁料徴収の際バサーに刃物で脅されたと聞いていると言われた。

これも聞いたことが無い、もし問題が生じたのなら耳に入るのではないか。

冷静に考えれば、論理的に考えれば、わかりそうな物だと思えてしまうが、そうならない所にこの問題の本質があるような気がする。

解せぬ!


4月7日 午後1時より信濃町公民館野尻湖支館にて

長野県水産試験場環境部長の細江昭氏の司会で始まりました。

まず野尻湖ナウマンゾウ博物館の近藤洋一氏よりシンポジウム開催にあたって、野尻湖の水環境の歴史と現状のお話がありました。

「今年の冬は、ワカサギがほとんどつれないという現象がおきました。いないのではなく、例年になく網にはかかるそうです、又、草魚は減少してきており、少しずつですが水草も復活のきざしが見えています。ブラックバスは数年前に比べると減少傾向のようですがブルーギルが確認されるなど気がかりな報告もされています。このように野尻湖では近年、魚類だけを見ても非常に変化していることが伺えますが、その実態はなかなか解明されていません。そこで野尻湖の魚についてどのようなことがわかっているのか、今後どのような取り組みが必要になってくるのか、といった課題を皆さんと一緒に考えるきっかけとなればと考え、企画しました、将来にわたって美しい野尻湖を保ちながら、うまく湖と人間との共生を図っていくことが必要だと考えます。皆さんの活発なご意見をお願いします。」との挨拶に続き野尻湖の水環境の歴史、1900年ごろから色々な魚が移植され又ここが流出、水位など人の手によって管理された湖であるとの報告がありました。

続いて長野県水産試験場環境部の河野成美氏より、野尻湖の魚類調査の報告があり、まずワカサギについて成長期と最盛期にその時餌となるプランクトンが発生しその為かなり深い所に大量にいること、バスでの食害は確認されないとの事でした。又バスについては年齢、成長、産卵などの報告がありました。

次に私の野尻湖の釣りのあり方を考えるですが、始めに釣具屋として、又毎日釣り人と話しをしている立場としての発言と断った上でまず現在の300万人と言われるバス人口と20代30代がその中心である事、我々釣具業界では魚種別では売上げトップの魚であるとの事実報告を行いました、続いてバスに対するマスメディアの報道のあり方について先の立教大学での討論会で指摘された生態系を破壊するとの間違った言葉の使い方、それを含めて新聞での4例、ラジオ1例、テレビ2例を具体的に紹介し事実誤認、誤解を招く表現、意図的方向性について批判させていただきました。又それによって新潟県の指示のように論理的に考えると効果の無い行政が行われていたり、冷静な議論や判断の妨げになっていると述べさせていただきました。
今後のあり方では人と魚とのつながり、釣り人を湖の生態系の中で考えどのように管理していけばいいのか。
全体を見据えたマネージメント、例として芦ノ湖や中禅寺湖のような自然を生かした釣り場作り。
官民一体となり多くの人々が楽しめる野尻湖。
各自権利と共に義務を果たしていくことでは無いかとお伝えしました。
続いて滋賀県立琵琶湖博物館主任学芸員の中井克樹氏よりここでは耳の痛い話になるのではと前置きされたあと琵琶湖や青森県での例を出されバスの生態系への影響、問題点などを発表されました。
最後に総合討論になり地元の方々のバスに対する思い。増え始めた時どうなるのだろうと心配していたが実際にはバスにより地元経済に大きな功績があり今後もバスを生かしていきたい、野尻湖は流出時にポンプ内を通るのでバスの流出の心配が無いこと、リリース時にタグを打ちバスを管理できないか、などの意見が出されました、
このようなシンポジウム、今後も続けて行きたいとの事ですのでいままでの討論とは逆に現場からのシンポジウムとして続けて、広がって行ってほしいと思います。


解せぬ!8

前回の解せぬで2月24日の討論会のことで、

あえて報告をしないとしたのはメディアの伝え方が自分の目で見た事とどう違うか、

あるいは自分とどう違った感じ方をしたのか見極めたかったからです。

そんな中昨日3月6日、テレビ東京でこの問題の放送がありその中で討論会で否定された

バスとワカサギとの漁獲高の因果関係、

「生態系を破壊する」この言葉の日本語としての間違い

などが何の反省も無く放送されていました、後半先の討論会の模様も放映されたので参加されていたはずですが何を聞いていたのでしょう。

そう思ってみていたところ瀬能氏(神奈川県立生命の星地球博物館主任研究員、先の討論会にコーディネーターとして出席)が「外来生物はそもそも日本にいてはいけない生物」といったとき

次男(小学2年生)が急に怒り出し「いてはいけない生き物なんてぜったいおかしい」と言い出しました。

生き物をいてもいい、いけないと語ることに対し生き物大好きな次男はこども心に大きな疑問と嫌悪感を感じたようでした。

こどもに教えられることは多く私も昨年近くの川で天然物のアマゴを釣ったとき子供に見せたく水槽に入れ持ち帰りました、見せた後その川の下流に放流しようとすると次男に元いた所でないとだめといわれ同じ水系なら問題なしと考えていた自分を恥じました。

どんな理屈があったとしても生き物にいてもいい、いてはいけないとの判断を下せると思っている方に、

特にこどもに対し自然を語ってほしくはありません。


解せぬ!7

行って来ました、2月24日の討論会。

あえて今報告はいたしません、すでに色々なサイトなどで目にしますし雑誌などのメディアで取り上げられるでしょう。

少々思うことがあるのでそれらを見極めてからにします。

ただ一つだけ、今回の討論会は何のために行ったのでしょう。

バス駆除派とバス擁護派との討論との事でしたが出てみて聞いてみて大きな疑問を感じました。

それは生物多様性研究会が日本釣振興会に申し入れて実現したことなので仕方が無いかもしれませんが

彼らはこの問題の当事者では無いということです。

学問的に論ずるのであれば学者以外は必要ありません。

経済的に論ずるのであれば釣具業界と漁協との話し合いでしょう。

一市民同士の話し合いならば(釣り人、自然保護家など)間に行政が入りどう折り合いをつけるかとなるでしょう。

今回の討論はバスを全面駆除すべきと言っている活動家と業界との討論との事、

どう考えても話し合いにならない事は少し考えればわかるはず。(ま、私も言ってみて気がついたんですけれど・・・)

釣り人代表として清水さんが出ていましたがあそこで何を言えばいいのでしょうか、見ていて惨かった。

メディアを集め、お互いを言い負かすだけのディペート合戦では問題解決に一歩たりとも近づかないのでは、

それがわかっただけでも今回の討論の意味があったと思うことにすべきか?解せぬ!


解せぬ!6

2月6日の新聞紙上に、長野県がバス駆除費用として527万円を計上し漁協が行う駆除に補助金を出すとの記事が出ていた。

日本固有の生態系を守るためで、年々被害が深刻化している為だそうだ。

ここで解せぬのはなぜ漁協や行政が日本固有の生態系といえるのだろう。

漁協や行政が今まで行ってきた放流事業、河川改修やダムなどでの無意味は生態系破壊、日本固有の生態系を破壊してきたのは当の本人たちではないだろうか。

また年々被害とあるがどのような被害がありいくらぐらいの損失があるのだろうか。

仮にワカサギや鮎に被害があるとしても、それが日本固有の生態系破壊とどうして結びつくのか。どうして正当性を強調する環境保全と無理やり結びつけようとするのだろうか。

解せぬ!


解せぬ!5

祝、署名100万人突破
日本釣振興会のバス公認釣り場の署名、目標の100万人を突破しました。
正直言って達成するのはかなりきついのではと思っていたので驚きと皆さんの努力を
感じます。
当店でも1,568名の署名を頂き感謝いたします。
一人一人きちんとした説明を行うとフライマン、トラウトマンの方々にもたくさんの
署名を頂きました。
皆さんこの問題がバスに限らず全ての釣りに関わるものとの認識されていました。
最近、バス問題がある意味見えてきたと思えるのは色々なBBSでバザー以外の方々
がこの問題を大きくしている胡散臭さを感じているからでしょう。
そういった書き込みがあると必ず過激なバス駆除派が現れ自分の正義感を自分の論理
でわめき始めます。
すると皆さん議論の為の論理がいやになり話が終わります。
私も始めはこのようなBBSに参加してしまったことがありますが余りの不毛の論議
に驚愕し以来このような方々との議論は一切しないことにしました。
その分自分の意見は自分のHPで立場、視点を明らかにして述べる事とします。
バス駆除派の矛盾、上げ足取りはおいおいここでUPするのでご期待ください。


解せぬ!4

在来魚の減少における釣具屋的都合の良い考察

近くに面積14平方キロの比較的大きな湖がある。(ばればれ)

私の幼少の頃(想像つかないだろうが)ここにはタナゴ、モツゴ、モロコ、ヨシノボリ、などなど多種多様の在来魚が生息していた。

それが高度成長期と言われた30年程前に湖の汚染が広まりその改善策として護岸工事、下水道施設の建設、浚渫などが行われた。

その後この湖は主力漁業種であるワカサギ、鯉、フナ以外の魚がほとんど見られない単純な生態系に変化していった。

そして固有種であったスワモロコは絶滅、ナガブナは絶滅寸前となっているがこれらの種の保護増殖活動はほとんど行われていない。

また平成4年の報告ではこの湖は過去にバスが移植されたが現在は生息、繁殖は確認されていないとされていた、(正確には年に数匹捕獲されていた)ところが今年になって一年魚が多数確認され繁殖が予想されるようになった、原因としては数年前よりコンクリート護岸の内側に人工なぎさとして土砂を入れアシ、マコモなどを植えた為バスの産卵場所が確保された為と思われる。

ここまでの話でおわかりいただけると思うがこの湖のようにバスがいなくても在来魚種の減少が見られまたその自然環境がより悪ければバスでさえ繁殖不可能であると言うこと、またその自然環境を元の戻そうとするとその過程においてまず在来種より外来種が繁殖しやすい環境になる、このことは他の湖が在来種の繁殖しにくい環境を作ったがために外来魚が繁殖する結果を生んだと考えられるのではないか。

つまりバス釣りを禁止したりバスを全面駆除しても在来種は現在の環境では決して戻らない、しかし水辺環境をより自然に導いていけば結果的にそちらのほうが在来魚保護に効果的なのではないだろうか。(できるかどうかは別として)

なおこの湖はリール禁止なので無用なトラブル防止の為バス釣りはご遠慮ください。

また今後バスの為にスワモロコが絶滅した、ナガブナが危ないと言った話が出たらおおいに笑ってやって下さい。


解せぬ!3

最近新聞で見たのですが水産庁が来年度予算にバス駆除費用として九千万円を要求しているそうです。
内容としては自治体や漁協が外来魚を駆除する場合、
漁具や廃棄処理にかかる費用の半分を補助するとのことです。
ここで解せぬのは彼らが駆除費用さえ持てば皆が動いてくれると思っていること、
仮に琵琶湖などの予算では一キロ当り150円で買い取る予定、
とするとこれで利益をあげなければならないと考えると一日に200キロ以上捕らなければ赤字になってしまう。
また駆除が進み個体数が減れば減るほど赤字は大きくなってきてしまう。
いったいどれほどの人がボランティアで動くのだろう、年に何回退治のみの漁ができるのだろう。
「私たちは正しいことをしているから皆さん採算、思想は度外視して協力してください。」
といっているような物です。
とある掲示板で漁獲量をそのまま駆除にかかる費用で計算していました。
かかる人件費、燃料代、漁具、船の償却費はどこに行ったのでしょう。
机上の空論でなく考えて欲しいと思います。
ではも一つ机上の空論、数年前のバスブームの時、年間数十万人の釣り人が琵琶湖を訪れていました。
仮に河口湖と同じ五十万人とするとこの間の試算で年間55トンのバスを消費していたことになる。
琵琶湖におけるバスの漁獲量は平成四年の153,549kgをピークに減少し平成九年には25トン余り、
あくまで試算だがただバス釣りをさせていたほうがかなりの資源量抑制効果があると言うことになる。
55トンのバスを買い上げるとなると825万円だが釣りをさせればただですよ。
まして一人当り500円の遊魚税を徴収すると年間二億五千万円になる、
十分在来種増殖、環境整備などに使えるのでは。


解せぬ!2

リリース禁止とOKとの私的一方的比較

芦ノ湖における神奈川水試の研究で、バスのリリース時の死亡率は11%だそうです。
ということは例えば河口湖の年間遊漁者は50万、平均釣果が5匹として平均重量200gとする
するってえと500000x5x0.2x0.11=55000kg
なんと河口湖では年間55トンのバスを消費していることになってしまう。
これを一般的な野池で考えると、シーズン中土日に30人、平日3人として
めちゃめちゃアバウトな計算で年間2000人ぐらい
これで年間消費量は220kg

それではリリース禁止の場合はどうなるか、
普通に考えて、あることを楽しんでいる者に対し
「その楽しみは続けても良いがその楽しみが出来にくくなるように努力をしなさい」
としているわけでわざわざその努力をするとは思えない。
従ってあえてその場所でのバス釣りをしなくなる、
すると絶対リリースしない釣り人が禁止前の11%以上にならないとバスに対してのプレッシャーは大きくならない事になる。

 
なんと自由にバス釣りをさせるよりリリース禁止にしたほうがバスに対して優しいということになってしまった。
勿論これは私の私的、一方的な考察ですが、
どう考えても新潟県の漁場管理委員会指示がバスを減らす有効な方法とは思えません。


解せぬ!1

なぜブルーギルと言う魚はどこにでもいるのだろう、
20年前のバスといっしょに放流された時期とか
バス駆除用としてヘラ愛好家が放流した頃ならまだわかるが・・・
日本中ギラーもギル専門誌も無いし
バサーもヘラ愛好家もすでに皆さんギルの食性は十分承知のはずである。
ギルを釣りたくて闇放流するという人は限りなく0に近いと思う、
報道では都内の公園や皇居のお堀にもいて原因は心無い釣り人の放流といっていたが
釣りの出来ない所に放流する馬鹿がいるわけ無いでしょ。
(皇居のお堀のギルの進入経路は東宮御所の池からでしょう)
でも県内でも最近新たに確認されている、野池にもいつのまにかいる、
どーしても解せぬ!


河口湖で「環境税」なる物が論議されている。

色々な意見があると思うが、私自身は大いに賛成である
なぜならば前にゴミの問題で、
釣場のゴミを無くすには他人のゴミを拾うか
お金をみんなで出してどこかの遊園地のようにするしかないと書いた
今回の一人200円の試算では年間5000万から7000万になるという。
では試算、シルバー人材センターのおじいさんたちの時給は700円、
10人を雇い一日5時間、一年間で雨風の日を除き300日、
ゴミ掃除と税金徴収をしてもらうと、700x10x5x300=1050万円ってことになる
たった200円で釣場の大問題と高齢者の雇用まで解決だ。(200円も要らないが)

それともう一つ、
この考えでいくと今まで漁業法で入漁料が取れなかった霞ヶ浦や琵琶湖でも税金として徴収が可能になるのでは、
勿論お金を出すということはそのお金がどのように使われているか、知る権利があるし意見が言えるのではないかな。
たった数百円で権利の主張ができるようになる、すごいことだよ
今までの法律では漁業者に対して税金が使われることがあっても釣り人に対して使われることはほとんど無かったのだから。
できれば河口湖のみのような地域限定でなく、全国一律、またはせめて県ごと位にし、いままで論議されながら日本では漁業法の壁で実現不可能だった「釣りライセンス」の導入のきっかけになればと思います。

http://www.sannichi.co.jp/cgi-bin/news_daily1.pl?b20000826_1


日本釣振興会がバス釣場増設などを要請する

署名活動を始めました

これはゾーニング(棲み分け)の考えに基づくもので、

いままでバスのいなかった所をバス釣場にしようと言う物ではありません。

現在日本中で法的にバスが認められているのは、芦ノ湖、河口湖、

山中湖、西湖のみです。

しかしバスはかなりの場所に生息し全国に何百万人の愛好者がいます。

そのため色々な所で問題になっているのも事実です。

これを解決する方法として各地にいても良い釣場を作れば

いてはいけない所から魚を移したりする事も可能となり無用なトラブル、

闇放流なども減るのでは・・・

タマゴが先かニワトリが先かの議論では問題の解決にはなりません。

全国のバス愛好家の皆さん、是非、署名お願いします。

目標 100万人!

* 9月10日のチァプター長野の大会でもバスの再捕を確認しました。
o

結果としては総匹数235、

うちタグがついたものは全体で21匹、

従ってピーターセン法では3279匹となります。

また前回のタグのみで見ると2596匹となりました。

つぎにJolly-Seber法で2回目時点の個体数を計算すると3608匹となりました。

いずれの結果からも前回の推定1098匹を大きく上回りました。

チァプターの大会ので20cm以下を含んでいないため

約二ヶ月の間にこれらの固体が成長した為と思われます。

平均重量を見ても  6月 325.1g

             7月 292.4g

             9月 246g

となり小型化を示しています。


ネットの怖さ・・・ネットサーフィンしていてある掲示板で見つけたコメント

(かくいうこの有名人さんは、バスに関するフォーラムで

「おれはバス釣りが好きだから、放流するんだ、何が悪い」とかなんとか言わて
周囲を唖然とさせたらしいですが・・・・)

と、書かれていましたが実はそのフォーラム、私も出ていました。

記憶が正しければ

「おれはバスが好きだ」は聞きましたがその後の「放流するんだ、何が悪い」

は聞いた覚えがありません。

このコメントを見た方々はこの方が放流したのが事実だけにそのまま信じてしまうでしょう。

これ以外にも大手チェーン店さんやメーカーが密放流したとか

(これも聞いたことが無い)

バスが増えたからギルも増えたなど、

自分が見たり体験したのでは無くどこかで聞いたことをそのまま書き込み

またそれが新たな誤解と偏見を生んでいく、少々怖いですね。

ただ一つ希望があるとすると

皆さん私が危惧するまでも無く全ての情報に対してそれがデマなのか真実なのか、

常に疑問をもっているように訓練されており、

すでに他のメディアに対してもそのように考えるようになっていれば

(この間のNHKの放送に対しても)

逆に情報に対しての大きな変革になってくのではと思います。

(ちょっと話を大きくしすぎましたか)


今回の白樺湖のタグ&リリースについて

掲示板にも書いたけどバスの総数ってみんな知らないよね。

河口湖や芦ノ湖の放流量はわかるけどじゃあ元々いた量ってのは聞いたことが無いよね。

バスは卵を、稚魚を守るから繁殖力が強いって言われるけどじゃあどのくらい強いのか資料が無いんだよね。

大体この時期どこでも生まれたばかりの子バスがいっぱいいるけど秋にはほとんど見れないでしょ。

今回の結果では白樺湖のバスの20cm以上の総数は1098匹しかいないって事になったけど今年の水抜き、高冷地と言った条件を考えても、またチャプターの釣果を考えても平均より少ない程度と考えていいと思う。

面積360000平方メートルの湖に300kg程度って事だよ、むちゃくちゃ効率の良い魚だね(我々にとって)

逆に考えると野池程度の大きさの所なら数匹程度の闇放流か何かの魚の放流の時の混入で条件がそろえばそこのキャパシティーになってしまうのではないかな、(闇放流は絶対だめ)

バスの数がそれほど多くない事がはっきりすれば、いて良い場所、だめな場所でのコントロールが容易に出来るのではないかな。

 


第一弾 バス害魚論

最近バス釣りが犯罪であるといった本が出たりマスコミによる害魚論など、色々と出ていますがこれはいったいなぜなのか考えて見てください。
日本中にこれだけのバス釣りをする人がいて釣り具業界で魚種別トップの売り上げがありながら なぜこんな言われ方をしなければならないのか。

一つは我々業界の中で世間に対してきちんとした説明、反論をせず、
なし崩し的に今まで来てしまった事、又釣り人も回りの数人さえも納得させられなかったからではないでしょうか。
現在の状況はある意味では最も反論しやすい良い機会ともいえます。

業界のみなさん それで食っているものに対して色々言われているのです、
だからなんなのと言ってやりましょう。
バサーのみなさん、友達、家族にバスのことを話して下さい、
もしわからない事があったらそう言うときにこそ近くのプロショップの店長に聞いて下さい。


リベンジに燃える親父

行って来ました、能登半島の輪島、アングラーズリパブリックさんの講習会、講師は

パパ大津留と原田佐敏の超豪華な顔ぶれ、

事前の噂では2・3kgのハマチ入れ食い、7・10kgクラスも出るとのこと、

初めてのジギングに80リットルクーラーまで卸して行きがけのコンビニで氷りまで買って帰りのおみやげ大期待で行きました。

しかし遠い、9時30分頃岡谷を出て輪島に辿り着いたのが3時過ぎ、

取りあえず仮眠と思ったら地元の方が「今日はジギングバトル

強風のため中止ですよ」とのありがたいお言葉、ゲッと思いながらも寝る。

5時過ぎ集合場所に行くと出船はするとのこと、ホッとしつつも沖は白波、

しばらく走ったら停船、沖の島影に向かうとのこと、それからの1時間半、

地獄の状態、過去に一度しか酔った事のない私が吐く寸前、着いたのは日本海の真ん中の無人島、北朝鮮のスパイ艇がいそうな感じの中ジギング開始、

しばらくして原田氏巨大なアイナメをゲット、その後ちびソイと1k位のイナダ

が上がるが私には何もこない、その後延々と見よう見まねでジギングを繰り返すが

ノーヒット、最後にパパが3kgクラスのヒラマサを、隣の方がヒラメをゲットして

終わり・・・・帰りの道のりの遠かった事、しばらくはリベンジに燃えそうです。


ゴミ問題

つり場でのゴミ問題、頭の痛い問題である。ただ最近あることに気がついた、つり場のゴミは持ち帰ろうとか、自分のゴミは持ち帰ろう。っていい歳した大人に言ったら何か変でしょう。小中校生ならまだしも大人に言う言葉じゃないよね。もう一つ言えるのは釣り人がゴミを出しているのではなくてゴミを出す人が釣りをしていると言うこと、そう言った人は車を運転すればドライバーのマナーは、たばこを吸えば喫煙者のマナーは、と言われている人たち、そんな子供以下の人に何を言っても、又釣りの世界だけで言っても無理でしょう。自分のゴミは持ち帰ろう。って言われたら大抵の人はオレは持ち帰っているから関係ない、と思ってしまうでしょう、釣り場のゴミを持ち帰ろうは自分の〇〇が拭けない人たちのために悪いけど他人のゴミも拾ってやってくれないかと解釈するしか無いのではと思います。


リリース禁止の理由に一言

前々からすっごい疑問に思っていることがある、何でフナはどこでもフナなの、ウグイは何で

どこでもウグイなの、コイは、タナゴは、ドジョウは、タニシは、シジミは、・・・・・

日本古来、在来と言われる水性生物は異なった水系になぜ同じものがいるの。

異なった水域で進化した生物が同じになる分けないでしょ。普通に考えれば誰かが,

あるいは何かの偶然で他の水域から入ってこなければあり得ないでしょう。ってことは昔から生態系ってものはいつの時代も常に変化して来たってことでしょう。では日本古来って何、

在来って何、守るべきっていわれているものがなんだか良く分からなくてどうやって守るの、

どっかの県は守るものがはっきり分かっていてバスリリース禁止にしたのか聞いてみたいもんです。